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肝臓は沈黙の臓器

肝臓は疾患を抱えていても自覚症状が少なく、定期健診などで初めて病気の存在に気がつく人も少なくないのです。また、自覚症状がないことから発見時には病状がかなり進行していることが多く「沈黙の臓器」とも言われています。つまり、病状を初期段階で発見すことが何より重要になるのです。

胃潰瘍
消化器疾患の中で最も多く見られるものです。胃壁が消化液により傷つくことで起こります。
急性肝炎
日本人に起こる肝炎はA型・B型・C型が多く、発症すると強いだるさ、食欲減退、吐き気、高熱などの症状を伴います。
A型肝炎
急性肝炎の2〜3割を占めるタイプです。ウイルスの付着した食べ物を摂取することとで起こる経口感染が原因とされています。
B型肝炎
急性肝炎の3割程度を占めるタイプです。一過性の感染症のため発症者の8割〜9割が自然に治癒する特徴があります。
急性C型肝炎と慢性C型肝炎
分泌液や輸血が原因となり感染する肝炎です。C型は急性か慢性かで治療が異なります。
薬物性肝障害
薬剤によるダメージが原因とされています。症状が現れたら早急に医療機関を受診しましょう。
劇症肝炎
肝炎を発症した人の約1%に起こります。肝組織が広範囲に破壊され肝臓が機能しなくなるため全身に重篤な症状が起こります。
アルコール性肝障害
アルコールの過剰摂取により肝臓の組織が壊死・繊維化・変性を起こしている状態です。
脂肪肝
肝臓に余分な中性脂肪が蓄積された状態です。肥満やアルコールの過剰摂取が主な原則ですが、稀に薬物によって引き起こされることがあります。
肝硬変
肝臓の破壊と再生が頻繁に繰り返されることが原因です。肝機能の低下するため精神異常を起こすこともあります。
脂肪肝
肝臓に大量の中性脂肪が溜まっている状態です。万病の元ともいわれ、病気のリスクが格段に高くなるため注意が必要です。

中高年は体の衰えの変化に気付くことが重要

暴飲・暴食も若い人なら耐えられますが、老化が始まる中高年は胃へ大きな負担をかけてしまいます。
早期の段階で病状に気付き適切な治療を行えればいいのですが、病状に気付かず別の病気の引き金を作ってしまう人も少なくないでしょう。
食事を楽しむためには胃の健康が必須条件になります。小さな症状も見逃さず、病状の早期発見に努めましょう。

逆流性食道炎
胃液等が逆流することで起こる食道の炎症です。一般に胸やけと言われるものです。
急性胃炎
胃の粘膜に急激な炎症が起こりる疾患です。吐き気・嘔吐・腹痛・吐血などを起こします。
虚血性大腸炎
中高年に多く見られる疾患です。動脈硬化により血流が悪化することが原因とされています。
急性食道炎・逆流性食道炎
極端に冷たい・熱い食べ物や魚の骨を飲み込んだ際にも起こりえる炎症です。近年では高齢者の方に見られる症状といえます。
吸収不良症候群
消化吸収の機能障害の総称です。原因によって3つのタイプに分けられます。

長年の負担が表面化する高齢期

高齢期に入ると内臓疾患を抱えることがが多くなります。
これは体の衰えもありますが、高齢期がこれまで体へ掛けてきた負担が表面化し始める時期であるとも考えられます。どの臓器であっても病気が進行すれば入院・手術が必要になりますので、体への負担を考慮した生活習慣を見に付けるようにしましょう。

胆管炎
胆汁が通る胆管に炎症を起こしている状態です。細菌感染が主な原因とされています。
急性膵炎
主な原因はアルコールの過剰摂取といえます。症状が現れた場合、緊急入院が必要になりますので注意しましょう。
慢性膵炎
日常的に大量のアルコールを摂取している中高年に多い病気です。飲酒・脂質を制限することで症状の改善が見られます。
急性・慢性胆嚢炎
胆石などにより胆嚢に炎症を起こす病気です。急性、慢性に分けられそれぞれ症状が異なります。
胆管がん
発熱、食欲不振、右上腹部の痛みなどの症状が現れます。強い黄疸が出ることもあります。
胆嚢炎・胆石症
胆石や細菌感染を原因とした胆嚢の炎症です。発作的な疝痛が主な症状です。
胆石症
胆汁が固まり石のような物質が形成される病気です。高齢者にも多く見られる疾患です。

消化器官はストレスに過敏反応する

ストレス社会と言われる現代は消化器官の病気を起こしやすい環境にあります。
特に胃や腸はストレスに敏感に反応し痛み、不快感、機能低下などの症状を現します。厄介なことに胃や腸の疾患は慢性化しやすく、更に中高年は加齢による衰えがプラスされるため症状を悪化させやすいのです。
消化器官の疾患は早期治療が重要になるため、部分別の症状を理解しておくようにしましょう。

慢性胃炎
加齢やストレスなどにより胃の粘膜が弱ることで胃痛、吐き気、胸やけなどの症状が起こります。自覚症状がない場合もあるため注意が必要です。
胃下垂
胃が骨盤近くまで下がってしまう病気です。場合によっては消化機能の低下が起こります。
機能性胃腸症
胃痛・膨満感・食欲不振・吐き気などの症状が1年間に1、2週間程度続く状態をいいます。
食道裂孔ヘルニア
胃の一部が食道裂孔から飛び出してしまう疾患です。自覚症状が無いことも多々あるため注意してください。

重大な病気が原因となり便秘を起こすこともある

若い時に肛門のトラブルや肝臓の疾患を心配する人は少ないでしょうし、ましてや発症すること自体稀なことだと思われます。しかし、このような病気が多発するのが高齢期です。
また、便秘や胃痛など一般的な症状も、年齢が上がるほど別の病気が原因になっている可能性があります。そこで、ここでは加齢に伴って起こりやすい消化器官の病気や症状の特徴を紹介していきます。

痔核・いぼ痔
いぼ痔とも呼ばれるものです。中高年以降の人がなりやすい病気です。
痔ろう(肛門周囲膿瘍)
肛門周囲膿瘍などで膿が排出された結果、肛門周辺にトンネル状の管ができる状態をいいます。
裂肛・切れ痔
一般には切れ痔と言われています。肛門部に小さな裂け目ができる疾患です。
肛門周囲膿瘍
肛門周囲に膿がたまる疾患です。肛門周辺の激しい痛み、腫れ、高熱などの症状を生じます。

ストレスは胃腸に大敵

ストレスは現在社会で生きていればどうしても影響を受けやすいですが、同じストレスでも受け取り方が人によって異なります。ストレスの影響を受けやすい人は自律神経の働きが乱れやすく、自律神経によってコントロールされている胃や十二指腸が影響を受けやすくなります。
さらに加齢に伴い胃が衰えて、潰瘍ができやすい部位が若い時と異なってきます。特に潰瘍ができやすい幽門線領域が広がるため、胃潰瘍が多くなります。

十二指腸潰瘍
腸壁の粘膜がえぐれてしまっている状態です。吐血を伴うこともありるため注意しましょう。
過敏性腸症候群・IBS
ストレスなどの心理的な要因により腸管の運動機能に障害が生じる疾患です。腹痛や慢性的な便秘、下痢などの症状を伴います。
クーロン病
消化管に慢性的な炎症、潰瘍が起こる病気です。症状が活発になる活動期と、症状が治まる寛解期を繰り返す特徴があります。
大腸ポリープ
大腸の粘膜に腫瘍が出来る病気です。腫瘍ががん化することもあるため注意しましょう。
潰瘍性大腸炎

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