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足の付根の膨らみ(鼠径ヘルニアの検査・診断・治療)

重いものを持ったり、排便時にお腹に力を入れると鼠径部(太ももの付け根)が膨らんだりする症状が鼠径ヘルニアです。一般的に中高年になり、筋肉の衰えと共に発症する確率が高くなります。

この鼠径部の膨らみは、仰向けに寝るなどをした場合、腹部に圧がかからないようなときには、自然と引っ込み、さらに、自分で引っ込めることもできる場合もあります。
また、そのままにしておいても、自然に治ることはなく、早めの受診が必要になります。

鼠径ヘルニアを発症するのは、中高年以降の男性が圧倒的に多く、まれに女性にも見られます。

鼠径ヘルニアの検査・診断・治療方法

危険な場合
男性の場合、ヘルニアが陰嚢まで広がることもあり、発生部位は鼠径部の右側に多く見られます。鼠径部に飛び出した腸が元に戻らなくなるケースを、嵌頓ヘルニアと呼んでいます。この場合、激しい痛みと共に、腸閉塞や腸の壊死を招く危険性があり、すぐに外科的処置が必要になる場合があります。
このようなときには、すぐに医師のもとに診察を受けるようにしましょう。

診断・治療
医師による診断は問診と触診などにより行われますが、万が一他の病気との関連性がある場合にはCTスキャンなどを用いた検査も行われます。
検査が終わり、鼠径ヘルニアと診断がくだされたら、外科手術が行わます。
手術の目的は、基本的にヘルニアとなっている部位の穴を塞ぐことでヘルニアが起きないようにすることです。

方法としては2種類あり、ヘルニアを起こしている部分を切開し、腸を元の位置に戻してから、腸の出口をふさぐ方法です。
もう一つの方法としては、腹腔鏡を使い、人工のメッシュをヘルニアの穴の部分に当てて腸の出口をふさぐ手術です。現在では切開手術でも、メッシュを使った方法が主流になってきています。

手術後の生活の注意点

最近では日帰り手術を実施している病院はもあるほどですが、手術後は痛みが伴いますので、鎮痛薬を用いる場合がほとんどです。
また、痛みがあまり長く続くようであれば、再度主治医の診察を受けることをおすすめします。また、1ヶ月ほどはヘルニアの部位に当てたメッシュが移動する可能性がありますので、重いものを持ったりすることなどは控えるようにしましょう。

仕事で重量物を扱う方や、便秘症の方、前立腺障害の方など、腹部に力が入る機会が多い方は再発に注意が必要です。

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